七代目園主

井上信太郎

「農業はやり始めるとキリがないんです。
でも、それが面白いんですよ。」

七代目園主 井上信太郎

善兵衛農園の七代目園主。27歳。和歌山大学観光学部を卒業し、株式会社秋津野にて2年間のグリーンツーリズム事業の事務局や農業研修を経て就農。
200年以上続く善兵衛農園の跡継ぎとして地元である田村で柑橘をつくっている。
また空き家を利活用して地域内外の若者の拠点となるコミュニティハウス「紀家わくわく」も運営している。

七代目の思い

田舎だけども、閉鎖的ではない、開かれた地域を目指していく。僕が大学の時に農業もありだなと思えたように、他の若者にも農業の可能性を伝えていきたいと考えています。農作業の体験を受け入れることで、実際の仕事や農業への想い、農業の楽しさを知ってもらえる場をつくる。田村が好きになってもらえたら田村で生きて行くという選択肢も提示できるようにしていきたいです。その為に多種多様な人々が集えるコミュニティースペースの開設をして、大学生を中心にワーキングホリデーの受け入れを積極的に行うなど農園以外の活動もしています。美味しいみかんを食べたい。それは僕が一番思っていること、その為に道具へのこだわり、木を育てる剪定の追求等をおこない「美味しいみかんをつくる!」と楽しみながら農業をしています。